rsync 3.0

rsync 3.0 がリリースされたそうです。

差分更新の時に、転送元と転送先を同時に走査し、すぐに差分の転送を始める。

rsync 3.0: uyota 匠の一手

という、素晴らしい機能強化が。
今までは rsync は一旦全ての転送元ファイルをチェックしていたので、巨大なディレクトリを rsync しようとするとかなり長時間待たされる。だけならまだしもメモリもがんがん喰う、という問題があった。会社のファイルサーバを丸ごと転送しようとしたら、rsync が out of memory で死んだことも……(仕方ないのでサブディレクトリ単位で実行したり)
実際に 3.0.0 をインストールして試してみたところ、ファイルが大量にあるディレクトリでもすぐに転送が始まって、メモリ使用量も全然増加せず。これは素晴らしい。
が、いきなり本運用中のサーバで使うのは怖い (ただの印象) 気がするので、いくつかマイナーバージョンが上がってからにしようかな。